今回は、家づくりの構造性能優先度について投稿します。
家の性能って何があるの?
どこの会社でも一緒でしょ。
どこをチェックすればいいの?
など皆様、お車と違い、
初めての家づくりなので分からないことが多いと思います。
今回は、どのようなポイントがあるか、 わかりやすく解説していきます。
目次
150棟以上建築担当したレベアぱぱの独断的、優先順位
1位 耐久性能
(基礎・外壁・屋根・構造躯体)
2位 断熱・気密性能
(UA値0,5以下、C値1以下)
3位 耐震性能
(耐震等級3)
4位 間取り・デザイン
(収納量・収納場所・動線確保、お好み)
5位 設備性能
(水回り)
1位 耐久性能(基礎・外壁・屋根・構造躯体)
1位理由
耐久性能は、意外に知らずに購入されて、あとで気づかれる方が多いからです。
HMは施工マニュアルがあり耐久性が強い傾向が多く、
工務店系の方が自由度が高いため耐久性が弱い傾向がああります。
今後の費用削減のため、最優先で検討しましょう
メンテナンスコスト削減
一番に耐久性をあげるのは、のちのちの費用削減のためです。
賃貸住宅とは違い、建物の管理はご自身でするのがマイホームの特徴
購入時、お安く買えても、後々費用がかかれば、本末転倒です。
修繕、メンテナンスコストがいくらぐらいかかるかチェックしましょう。
資産価値の確保
住宅購入時は皆様、一生住む気持ちで進めますが、人生100年時代になった今、35歳で購入したとしても、65年間あります。
今までの人生経験より長い人生を予測することは難しいです。
住む場所を変える可能性も考えて家づくりしておく方が後から融通が効きます。
そのためにも、耐久性の高い住宅にしておき、将来、売却、賃貸、子世帯に引き継げるように対策しておきましょう
2位 断熱・気密性能(Ua値0,5以下、C値1以下)
2位理由
断熱・気密性能は、それぞれの会社で一番ムラがでます。
HMでも断熱・気密性能が低いことも多いので注意してください
工務店系は断熱・気密性能に特化した会社も増えました。
数字で示すことができる項目なので各社必ず、UA値、C値は確認しましょう。
光熱費削減
住宅ローンとプラスで日頃の光熱費支払いも続きます。
断熱性が低い家を安く購入しても、光熱費が高くなります。
高気密高断熱住宅を少し高く購入すると、光熱費を抑えられます。
住む年数、購入時の金額差額、今後の光熱費変動にもより変わりますが
気密・断熱性が低い住宅を購入することはおすすめできません。
室内の快適性向上
断熱・気密性能が悪い快適性にも影響がでます。
室温が不安定になり、温度ムラが出てしまい不快に感じてます
また、健康状態への影響も研究でわかってきています
3位 耐震性能(耐震等級3)
3位理由
耐震性能は、現在どこの会社も性能が高い傾向があります。
ですので、3位にしましたが、本当は2位にしたい項目です。
建売住宅を検討させる場合は、耐震性能の証明書がでるか確認しましょう。
家族の安全確保
夢のマイホームを建てたのに、地震で家族が怪我や、生命の危機に落ちるのは避けたいですよね
今後、南海トラフ地震が来る可能性が高いので耐震性は必須です。
賃貸よりも、注文住宅で建築する住宅の方が、耐震性が高いことがほとんどです。
住宅ローン残債リスク
地震によってよって住宅が倒壊しても住宅ローンは無くなりません。
最悪、住宅ローンを払いながら、仮住まいの家賃も払う、W支払い状態になります。
なかなか支払い続けられる方は少ないと思います。
地震保険に加入していても、保険金が出ないことも多く、出ても保険金額の半額までしか受け取れない仕組みになっているため、ローンを完済できない可能性も高いです。
4位 間取り・デザイン(収納量・収納場所・動線確保、お好み)
4位 理由
間取り・デザインは、一般住宅4LDK約35坪前後でしたら間取りはある程度幅は決まってきます。
40坪以上の家を検討する方は、重要度が上がります。
HMは独自ルールが存在している会社が多いため間取りの融通が効きにくい傾向があります。
その分、構造に良くない間取りを自動的に避けているので一長一短です。
工務店系は間取りの融通が効きやすく、特に造作工事等は得意です。
デザインは、HM、工務店ともに、得意な方向性がありますので、HP、カタログで確認しましょう
生活、家事のしやすさ
注文住宅の醍醐味になりますが、ご自身の生活スタイルに合わせて、間取りを考えることができる。
毎日過ごす場所になるため、使いづらい間取りですとそれだけでストレスになります。
家事がしやすいと、余暇に時間を使うこともできます。
特に、収納量、収納場所、動線には注意して決めていきましょう
モチベーションアップ
自分好みのデザインの住宅はなんといってもテンションが上がります。
この家のために仕事を頑張る
ずっと綺麗にしてたいから、掃除を頑張るなど
住宅により人生のやりがいにつながることも多いです。
人生に1回の家づくりの方を多いので、後悔しない、こだわりが詰まったデザインにしましょう
5位設備性能(水回り)
5位理由
設備に関しては機械ものが多いため、寿命が10年から20年で取り替えが必要な項目になります。
超高級品をいれても設備耐久性に限りはあります。
標準品との性能差に対して、OP費用が高くつくことも多いため、まず標準品で問題ないか確認しましょう。
予算に限りがある場合は、優先順位を落とす項目です。
家事の時間短縮
水回りでお掃除がしやすい仕様にしておくと、お掃除時間の短縮ができます。
毎日の掃除が楽になるのは、お掃除担当している方からすると魅力的です
利便性の向上
使い勝手がいい設備があるといいですよね。
賃貸では搭載されていない仕様がたくさんあるはずです。
費用対効果を考えて選択していきましょう。
おわりに
150棟以上の注文住宅を担当して、実際のお客様からの声を参考に優先順位をランキングにしました。
あくまで独断で決めておりますので、実際は、こちらを確認していただきご家族で順位づけをしくださいね。
今日もレベルアップ、人生のレベルは自分次第で無限大
またの訪問お待ちしてます。
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